空腹になると吐き気が増す食べつわり。空腹にならないよう、常に何かを口の中に入れておくことである程度、症状を軽減することができます。しかし妊娠中は体重管理をしなくてはいけないため、急激に太ることはできません。そこが食べつわりの難しいところだといえるでしょう。
ここでは食べつわりの乗り越え方について説明します。
体重増加に注意!食べつわりの怖い所。
空腹になると吐き気がひどくなる食べつわりは、常に何かを食べていることで症状を軽減することが出来ます。しかし何かをずっと食べているということは、1日中カロリーを摂取していることになり、体重が急激に増加する可能性があります。実際に私が妊娠をした時、食べつわりにより1ヶ月で4キロ体重が増加しました。
妊娠中は赤ちゃんの成長とともに、体重が増加するのはしかたのないことですが、食べ過ぎることで余分な脂肪がつき太ってしまうのは、妊娠糖尿病を引き起こしたり難産になったりする可能性があります。食べなければ気持ち悪い、食べればと太るという難しいつわりですが、太り過ぎないように注意して、食べつわりを乗り越える必要があります。
食べつわりの乗り越え方、4つの対策方法について
1.食事の量を減らして回数を増やす
食べつわりは空腹になる時間を少なくすることが、1番の対策方法だといえます。しかし常に食べていることは、急激な体重増加に繋がるため、普段の1日3回の食事の量を、1日5~6回など、小分けにして摂取するようにしましょう。このような食事のとり方をすることで、1日の総カロリー摂取量を維持したまま、空腹になる時間を短く出来ます。
2.カロリーの低いものを食べる
食事の回数を増やしても、空腹になってしまうことはあります。そんな時は、低カロリーのものを摂り入れるといいでしょう。糖質ゼロの飴やガムを、口の中に含んでおくだけでも空腹感をごまかすことができます。
また炭酸水などの飲み物は、お腹が膨れるため空腹感を紛らわすことが出来ます。ただの炭酸水では味気ないと思う方は、レモンなどの柑橘系の絞り汁を入れるといいでしょう。
3.枕元に食べ物を置いておく
最も空腹を感じ、吐き気に襲われる時間が朝起きた時です。そのため起きた時すぐに食べ物を口に入れられるよう、枕元に食べ物を用意しておくといいでしょう。
朝食までの空腹しのぎのため、一口程度のものを用意しておくようにしましょう。
4.寝る前に軽食をとる
夕食を食べてから寝るまでの時間が長いと、寝る前に空腹になり、吐き気に襲われる可能性があります。そういう時は寝る前に軽食を取るようにしましょう。しかし寝る前に食べるということは、体重増加に繋がるため、低カロリーの食べ物を選ぶようにしましょう。
温かい飲み物は満腹感が得やすく、眠りにつきやすくなるためおすすめです。
体重だけじゃない!虫歯にも気をつけよう
食べつわりは体重管理だけでなく、虫歯にも気をつける必要があります。妊娠中は、女性ホルモンの急激な増加や免疫力の低下により、虫歯になりやすい状態となっています。虫歯になりやすい状態の時に、1日中食べていると虫歯を引き起こす可能性が高くなります。そのため食事をした後などは、必ず歯磨きをするようにしましょう。
おわりに
食べなければ気持ち悪くなり、食べれば体重が増加するため、食べつわりで苦しむ妊婦さんは少なくありません。1日の食事量を変えずに回数を増やしたり、カロリーの低いものを食べたりするだけで、急激な体重の増加を防ぐことができます。
また食べつわりは体重の増加だけでなく、虫歯にならないよう注意する必要があります。妊婦さんは虫歯になりやすいため、食べた後は必ず歯を磨くようにしましょう。
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あんしんママ

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